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HOME > 書庫 > toshi せんせいの乗船実習同行記


2004年12月10日〜18日/水産高校海洋科マリン技術コース3年生を引率して沖縄へ潜水実習に行ったときのお話です。


 ■12月10日(金)



8:30分長浜船溜まり集合、荷物検査を終え実習生17名は全員船に乗り込みました。

まずは、着替えて船長挨拶を受け、生徒代表も「よろしくお願いします。」と挨拶しました。

その後直ぐに出港スタンバイ、生徒たちはコンパスデッキ(最上部の見晴らしの良い甲板)に移動しました。
ここから、見送りの保護者とお別れです。

9:15頃には出港したのではないでしょうか。
抜錨作業中はゆっくりとした離岸でゆったりとしていましたが、突然の汽笛。
あまりの大音量にみんなビックリです。

その後、船はスピードを上げ博多の町から離れてゆきました。
いつも見ている風景と違い、海から眺める風景は一味違います。
お天気も良く気持ちのいい船出です。

都市高速の大きな橋をくぐり抜け、福岡ドームの沖を航行し船は西へ向かいました。
玄海島の横を通り抜け、いよいよ博多湾を出ました。

午前中は船内生活の注意を受けたり船の仕組みや役割分担について勉強をしました。
やや早いお昼はお弁当でした。
昼休みにデッキに出てみると直ぐ近くに烏帽子岩が見え、壱岐も確認できました。
海は凪いでいてとても気持ちの良い航海です。
生徒たちも皆元気です。

13:00からは退船訓練を行い、15:00学習開始です。
学校から持参したリトルアンで人工呼吸と心臓マッサージのトレーニングです。
生徒たちは2年生の時の「救急・救助」の授業で一度練習しているため、スムースに技術確認できました。

17:00〜20:00は、休憩・夕食・入浴の時間です。
食事当番の生徒には休憩時間はありません。
ちょっとかわいそうな気がしますが、みんなで交代して役割分担をこなします。

夕食はお刺身、豚肉のしょうが焼き、サラダ、貝の味噌汁でした。
生徒たちは豪華の食事ですねと大喜びでした。

20:00からは再びリトルアンの登場で、事故者発見から意識・呼吸・脈の確認を行い、心配蘇生法を開始後1分間までの一連の流れを訓練しました。
家族のもしもの時のために皆一生懸命にトレーニングしました。

最後に日誌を書いて22:00全員眠りにつきました。
心地よい船の揺れで皆ぐっすりと眠れたことでしょう。


 ■ 12月11日(土)



6:30起床、空が白み始めた頃です。
朝のミーティングを済ませ、食事の用意が始まった頃窓の外がぼんやりと明るくなり始めました。
デッキに上がってみると大きくて丸い朝日が昇っていました。

船は真南に進んでいるので左舷側に昇っています。
よく見ると太陽の右側に屋久島がぼんやりと見えていました。
写真を撮りたかったのですがあいにくの電池切れでした。
X-200は電池の消耗が激しいです。

朝食はホッケの塩焼きとトロロイモ、のり佃煮、白菜の浅漬です。味噌汁の具に昨日のお刺身が少し入っていました。
何の魚か分からなかったのですが、専攻科の坂元君が教えてくれました。
あの珍しい味のお刺身はタラだったのです。

朝食が終わると午前の学習時間です。
8:00〜10:00、10:00〜12:00の2コマです。
ダイビングレスキューの講義でしたが、9:00頃より波が高くなり生徒たちはダウンし始めました。

11:00頃にはほとんど全ての生徒がダウンしてしまったため、学習は早めに切り上げました。
私も気分が悪くなりかけていたため、生徒たちと一緒にコンパスデッキに出て、暖かいお日様の光にあたりながら横になりました。

きれいな空気と揺れが心地よく、30分ほど眠ってしまいました。
気持ちよく目覚めるともう昼食の時間です。
野菜サラダとカレーライスです。

これまたとっても美味なお食事で、私もお替りしてしまいました。
午後の授業は三角巾の使い方と包帯の使い方の実習です。
三角巾を使って腕吊りを作ったり捻挫の応急ギブスを作ったりしました。
包帯は基本巻きと折り返し巻き、麦穂帯を練習しました。

13:30〜15:00と15:00〜16:30の枠で少し時間が余りましたので、沖縄での行動予定を説明しました。

今日の夕食はハンバーグとポテトサラダ、野菜サラダ、スープ、ほうれん草と砂肝の卵和えでした。
今夜も豪華でとっても美味しく頂きました。

20:00〜22:00の学習はダイビングレスキューの続編です。
レスキュー手順に関する考察を行い、筆記試験の問題を少しだけ紹介しました。
明日の入港予定は8:30です。

生徒たちは皆、ダイビング実習を楽しみにしています。


 ■ 12月12日(日)



5:30に目が覚めました。
トイレに行って直ぐにまた寝ましたが、船のスピードが落ちて揺れが少なくなっています。
きっと那覇港に近づいて明るくなるまでの間時間調節をしているのでしょう。

6:30に起床して専攻科の生徒に聞いてみるとやはり船速を5ノット程度に落として航行していたようです。
デッキに出てみると本当にゆっくりと進んでいました。3km程先には沖縄本島が見えています。
船は島の西側をゆっくりと南下しています。

朝食はカマスの塩焼きとお味噌汁にねぎ+納豆です。
そういえば船で納豆は出ないだろうと10日の朝にたっぷりねぎを入れた納豆を食べてきたことを思い出しました。

朝食を終えてデッキに出てみます。
あいにくの雨、腰が痛く全身がけだるい感じです、もしかすると風邪をひきかけているのかもしれません。
(今日は体温管理に気をつけよう。)
もう那覇港の正面です。

船は人が歩くようなスピードで時間調整をしています。
8:30入港、8:50分には着岸しました。
綱とりのダイビングサービスの中に今年の春本校を卒業した石橋君の姿も見えます。
9:20下船し、サービスの車で恩納村へ向かいます。

今日は日曜日で道路も混んでいません。
1時間弱で前兼久漁港に到着しました。
確認書の記入を行い、ブリーフィングを受けました。

「午前中のダイビングはチェックアウトダイビングを兼ねてレギュレータとマスクのリカバリー、水深20mの水域で10mの深度を保ったままの水中遊泳、緊急スイミングアセントを行います。」とのこと、サービスとの事前打ち合わせの通りです。

ブリーフィングが終わるとセッティングを行い、いよいよ出港です。
目指すポイントは「真栄田ブイ」、海面に波はなくコバルトブルーの海に生徒たちは大感激です。

生徒たちは5名、4名、4名、4名の4班に別れ、それぞれにインストラクターが付いてトレーニング開始です。
5名の班には卒業生のダイブマスターが補助者として付いています。
結構なトレーニングのはずですが生徒たちは余裕たっぷり、存分に沖縄の海中景観を楽しんでいました。

昼食は漁港に戻ってお弁当です。
皆持参したマイコップでお茶を飲みました。
昼食を終える頃西の空に真っ黒な雲、前線の通過です。
ものすごい風をやり過ごします。

午後は大深度潜水が目標です。
ブリーフィングを終え出港しましたが、風が西風に変わっていて波が高く、リーフを出ることはできませんでした。

2本目のポイントは「砂地」です。
水深5mで熱帯魚たちの出迎えを受け、水深8mで皆ウエイトを1個ずつ外します。
それから、砂地の斜面を下り水深24mの海底に降り立ちました。

ここで、2桁の足し算・引き算をやってみました。
陸上では簡単に解ける問題も、窒素の影響で解答に努力が必要です。
中には計算を間違えてしまう生徒もいました。

生徒たちは余裕でトレーニングを終え、指導してくれたインストラクター達を驚かせていました。
途中カミソリウオやシモフリタナバタウオも生徒たちを歓迎してくれました。


 ■ 12月13日(月)



今日の朝食は卵ご飯とお味噌汁、それに辛子明太子が付いてきました。
もちろんのり佃煮やふりかけ、梅干は「ご自由に」です。
朝食後の後片付けが済んだら直ぐに出発です。

8:15に玄洋丸を離れました。
ダイビングサービスの話によると今日は西風が強く恩納村では潜水不可、本部半島まで出かけるそうです。

高速道路と国道を走ること1時間30分、今帰仁?の港に着きました。
この日1本目のトレーニングは緊急手順の確認です。
ポイントは「瀬底島パンプキン」、水深8mほどの海底でマスクなし遊泳、バディブリージング、ポジティブボイアントアセント、最大水深15mの水中遊泳後は安全停止と緊急スイミングアセントとてんこもりのスキル確認でした。

バディーブリージングは久しぶりのせいか、もともと高度な技術であるためか、パージボタンを隠してしまってセカンドステージを与えていたり、相手をしっかりホールドするのを忘れて交互呼吸を行ったりしていました。
「やってごらん、よし合格」と、一発で合格点をもらえる生徒は少なかったようです。

お弁当を食べて2本目は「先本部(ゴリラチョップ)」、水深は最大でも8mくらいでした。
ここは真っ白な砂地に根がいくつも点在するポイントです。
生徒たちは明るい水中でコンパスナビゲーションのトレーニングを徹底的にやりました。
「1辺が10mの正方形を書くように泳げ」とか、「1辺が10mの正三角形を書くように泳げ」という課題を出されて、水中を右に左にあわただしく泳ぎ回っていました。

透明度のよい沖縄の海でこそ17名の生徒がいっせいにナビゲーショントレーニングができるのです。
同じことを透明度の低い福岡の海でやったら、不明者続出間違いなしです。
視界不良というのは人間の感覚を極端に小さくしてしまうようです。

さてさて、トレーニングは終えましたが船に帰る時間が迫っています。
生徒たちはシャワー返上を余儀なくされ、港でペットボトルのお湯をかぶっただけで国道と高速道路をひた走り、玄洋丸に帰ってきました。

今日の夕食はおでん。
おでん好きの大樹君はみんなから「これあげる。これあげる。」といろんなものをもらってしまい、3人分くらいのおでんを食べていました。
往路の船酔いで痩せてしまったと嘆いていましたが、これできっと元どおりの体重に戻るのではないでしょうか?


 ■ 12月14日(火)



今日の朝食は鯖の塩焼き、大根おろし、お味噌汁、その他ふりかけなどでした。
後片付けを終え今日は恩納村へ向かいました。

午前中の1本目はスキンダイビングです。
5mの水深でヘッドフォースとダイブの練習をした後、水深12mの場所へ移動しました。

ここでヘッドファーストを行い水中のスクーバダイバーと握手をします。
全員が到達できるのは6〜10mまでです、12mまで1度目で到達できたのは5名でした。
生徒たちはリトライしたかったのですが、時間の都合で次の項目「スキンダイビングレスキュー」の実施となりました。

まずは、ふくらはぎの痙攣を起こしたダイバーのレスキューです。
事故者のBCにエアを給気し、ふくらはぎを伸ばしてあげます。

疲労したダイバーの曳航は2種類、両肩に疲労したダイバーのフィンを置き押して行く方法とドゥ・セイ・ドゥポジションでの曳航です。
後者の方法の時、曳航される側の生徒が意識不明におちいった役を演じ(全身の力を抜いて)、どのくらい重くなるのかを体験しました。

次は水面で溺れているダイバーのレスキューです。
ダイビングとダイビングの合間で休憩をしていると近くの海面でスキンダイバーが溺れています。
仲間が発見し、救助者は入水準備をしながら別の仲間にその人のBCを膨らませておいてもらいます。

急場の救命浮環の出来上がりです。
これを持って事故者に近づき、抱きつかれたらいつでも逃げられるように足を事故者に向けた体制で救命浮環を投げ渡します。
事故者が落ち着くのを待ってBCに給気してあげます。
そして一緒にエキジットしてあげます。

パニックダイバーのレスキューでは、まず大きなジャスチャーと大きな声で「ウエイトを捨てろ!」、「BCに給気しろ!」と指示を出します。
しかしパニックダイバーは反応せずに暴れています。
救助者は事故者の正面でヘッドファーストを行い、事故者の背後に浮上時する時にウエイトベルトを捨ててあげています。

もちろん事故者と自分の身体から充分に離して捨てます。
その後そのまま背後からBCに給気してあげます。

パニックダイバーに拘束された場合の対処法は、パニックダイバーが必ず水面に顔を出していることを利用します。
抱きついてきたダイバーを水面に抱え上げようとすれば救助者の身体は水中に没します。
そうすればパニックダイバーは手を離すので、その隙に事故者から離れます。
この時にウエイトベルトを脱装してあげればなおbetterです。

最後に水底で意識不明となったスクーバダイバーのレスキューです。
うつぶせになって動かないダイバーをゆすり、反応がなければ顔を覗き込みます。
ここで意識不明状態を確認してから自分と事故者のウエイトベルトを身体から離して捨て、右手で事故者のファーストステージを左手で事故者のBCを操作しながら浮上します。
水面に出たら事故者のBCに給気し浮力を確保します。

直ぐに事故者のマスクを捨て、自分のマスクは腕に通しておきます。
そして呼吸の確認、呼吸なしを想定して吹き込み2回、脈の確認、脈有りで人工呼吸をしながら(同時に船に向かって泳ぎながら)自分のBCを捨て、事故者のBCも捨てます。

後はドゥ・セイ・ドゥポジションで人工呼吸を続けながらボートまで曳航です。
ここまでのトレーニングで生徒たちはかなりへばっていました。
しかも船上ではウインドチル現象で体温が奪われます。
すぐにマリンジャンパーを羽織っていましたが、それでも寒そうでした。
もちろん私も寒かったです。

昼食後はサーチ&リカバリーの練習です。
岸壁でシミュレーションを行った後各班サークルパターンでの目標物の回収です。
リーダー役の生徒が他の7名の生徒をロープを使って一直線に並べ、目標物を探しながら円を描かせます。

外周からリーダーがロープ端を2回引いたらスタート1回引いたらストップです。
1周したら円が重なるようにダイバー3名分だけ中心をずらし、2回目のサーチです。
途中で目標物を発見したダイバーはロープを使ってみんなを引き寄せます。

次はリカバリーです。10kgのウエイトが装着されたウエイトベルトをリフトで引き上げます。
リフトの排気用ダンプバルブを調節し、僅かなプラス浮力状態を維持したままゆっくりと水面まで浮上させます。

最後は水中遊泳で真っ白な砂地の中の大きなオアシスのようなサンゴの根を水中遊泳です。
とにかくすごい魚の群れの中に、今日もシモフリタナバタウオを見かけました。
また、ヒメダルマオコゼが生徒の直ぐ近くにいてちょっぴり肝を冷やしました。

船に帰る途中で道の駅「嘉手納」に立ち寄り、嘉手納基地を遠くから見学しました。
洗機場の近くの中古車やさんは飛んでくる洗剤水飛沫で展示車が汚れるため、日に何度も車を拭くのだそうです。

今日の夕食はてんぷらと野菜サラダでした。
コック長と専攻科の先輩方、今日もおいしいご飯を用意してくれてありがとうございました。


 ■ 12月15日(水)



朝食は卵ご飯とお味噌汁に辛子明太子、白菜・きゅうり・にんじんの浅漬けとその他ふりかけ類でした。

今日は恩納村で仕上げのトレーニング、午前中は水中マップ作りです。
これまで学習したこと全てを使って各班水中マップを作成します。

コンパス係り、スケッチ係り、メジャー係りに役割分担を行い、班毎に詳しい水中マップを作成します。
全体のコース取りが間違えることのないように、各班に割り当てられたインストラクターがコースの大枠は指定します。

各班とも水中スレートにデータを蓄積して港に戻り、昼食を食べたあとミーティングしながらマップを作ってゆきます。
みんな熱心に意見を出し合い、見事なマップが出来上がって行きました。

午後は各班自分たちが作ったマップを元に潜水計画を立案し、自分たちで水中散歩を楽しみました。
各班に付いたインストラクターは後ろからついて行くだけでした。

各班ともお気に入りの魚やサンゴを見つけては熱心に観察していました。
午後のダイビングが今回の潜水実習の仕上げの1本となり、港で器材を洗っているときはちょっと寂しくなってしまいました。

とてもお天気がよく、海パン1枚でも寒くありません。
水中の透明度は抜群だし、お天気は良いし、まさにパラダイスに滞在しています。
昼食時に話し掛けてくれた沖縄の海人のおじさんもいい人でした。
記念撮影をするとき、「ハイ、デージ」と声をかけていました。

意味は「わあ、大変だ!」・・・、写真に写るとカメラに魂を抜かれるのだそうです。
各班のインストラクターとも別れを惜しみながら記念撮影を行いました。

今日の夕食は鶏肉のからあげ、貝の酢味噌和え、野菜サラダ、スープでした。
毎日思うのですが、今年の船の食事はとっても豪華です。


 ■ 12月16日(木)



ダイビング実習は、当初今日の午前中までの予定でしたが、台風が来るかもしれなかったので日程を詰めて消化し、半日日程の空白が生じました。

最初は海洋技術センターで見学実習を行った後、減圧症治療のための再圧チャンバーで再圧体験をさせてもらうことを考えていましたが、時間が不足します。

出港時間を考慮して、那覇港近くの国際通りを見学することにとどめました。
朝食は卵ご飯とお味噌汁にアマダイの塩焼き、きゅうり・大根・にんじんの浅漬け、その他ふりかけ等でした。

8:00過ぎに下船、国際通りのど真ん中にある「観光案内所」を目指して全員でお散歩です。
9:00には目的地の観光案内所に到着、集合時間を12:00とし、道に迷って集合できないときの対処法を説明し、解散しました。

昼食は各自で食べておくことにしました。
私はまず本屋で時間をつぶし、1区間だけユイレールに乗車し、デパートの地下食品売り場でお土産を買いました。
沖縄そばのインスタントラーメン、青パハイヤ、沖縄独特の大きな麩、クースなどです。

集合にも問題なく、14:00前に那覇港を出港しました。
港を出ると風速10m/sくらいのすごい風で、船は結構揺れました。
生徒たちも1人また1人とダウンしてゆきます。
完全に元気で全くの船酔い知らずは、2名の生徒だけでした。
私も気分が悪くほとんど寝ていました。

夕食はたらの西京焼き、厚揚げ・さといも・牛肉のすき焼き風煮付け、キムチ、野菜サラダ、カニかまぼこと野菜のマヨネーズ和えでした。


 ■ 12月17日(金)



朝食はご飯とお味噌汁に辛子明太子、きゅうり・大根・にんじんの浅漬け、山芋おろし、その他ふりかけ類でした。
今日は生徒たちの当直体験です。

ブリッジと機関監視室に各自1時間ずつ入ります。
昼食は鰯の煮付け、サトイモとかぼちゃの煮つけ、ナスの煮つけ、きんぴらごぼう、辛子高菜炒めでした。

船酔いがひどい生徒は食べることができず、10名分ものお皿が手つかずで残されていました。
幸運にも13:00からのブリッジのワッチ時にイルカが寄ってきて船と一緒にしばらく泳いでいたそうです。

ワッチ以外の生徒はきつい船の揺れでほとんどダウンしていましたから、イルカを見たのはブリッジ体験当直中の2名だけだったようです。

夕食はステーキとスープ、野菜サラダでした。
朝食同様、ダウンしている生徒が多かったので、バイキング形式の食事となりました。
元気な生徒は上等のステーキをたらふく食べたのではないでしょうか。

夜には船の揺れも随分収まり、学習室兼食堂に集まってきた生徒たちが自分たちも見たかったと、しきりに悔しがっていました。

明日の入港は予定よりも2時間くらい早く10:00頃になりそうだということです。
うまく黒潮をつかまえて航海しているようです。


 ■ 12月18日(土)



今日の朝食はご飯とお味噌汁に辛子明太子、きゅうり・大根・にんじんの浅漬け、焼き角てん、その他ふりかけ類でした。

6:30朝食前のミーティングで下船準備の指示がありました。
ベッドの片付け、シーツの返却、荷物のまとめを入港スタンバイがかかるであろう9:30までに済ませておかねばなりません。

スタンバイがかかったら生徒は制服でアッパーデッキ(コンパスデッキ)に集合です。
そこで、入港が完了するまで見学です。
入港予定は10:00、下船予定は11:00です。

今日は船の揺れも少なく、下船が近いこともあって生徒たちは皆元気です。
生徒たちはテキパキと仕事をこなし、8:20現在もう制服に着替えている子もいます。

そういえば、船内の生活を振り返ってみると朝の集合時間に遅れる生徒はいましたが(起こされても直ぐに起きてこない)、食事当番、掃除当番などはテキパキと片付け、船酔いでダウンしている生徒がいれば自分たちで交代要員を出してやりくりしていました。
よくやったと思います。

今回の乗船実習に同行した引率教員として、また、担任として誉めて上げたいと思います。
また、船長をはじめとする実習船乗組員の方々には大変お世話になりました。
とても良い実習が出来たことを報告し、感謝します。


 ■ 実習中の写真あれこれ


ホースの長いオクトパスを携えているのは、あの有名な村田氏です。
この時は「シモフリタナバタウオ」を見せてくれました。


水中でのトレーニングが終わって船に上がるときには、生徒たちはマスクなし遊泳を指示されていました。


水深8mの海底からパディーブリージングアセントを行っています。


トレーニング内容が非常に多く、水中でも頻繁に詳細な指示が出ていました。


水中マップ作成のためにスレートにメモを取っている生徒。


サンゴの増殖が行われていました。小さな檻で保護された生まれたての珊瑚はとても可愛かったです。


水中マップ作成のためにメジャーを持った生徒、コンパスを持った生徒、スレートを持った生徒が忙しく泳ぎ回っていました。


やはり沖縄です。ちょっとしたところにもこんなに可愛いクマノミが。


手分けして集めた情報をみんなでスレートにまとめています。


水中マップが完成したら、生徒たちが自らのグループを交代でガイドします。
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