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| HOME > 書庫 > 2004年夏、「牛深海中公園にて」 8月10日(火)から8月12日(木)の3日間、牛深海中公園にてダイビングを行ったときのログと、同地での潮汐流に関する考察です。 8/10 1st dive
エントリーが17:00くらいですから、満潮時の潮止まりでのダイビングです。流れはなく、初心者にも問題なく潜れるポイントといった印象でした。 ![]() 海中公園の駐車場からビーチへ向かう階段を降り、そのままエントリー。 水深2mくらいまではとても透明度が良く明るい砂の海底。 ここから先は45度くらいの急な傾斜の斜面が水深15〜16mまで続いています。 水深15〜16mの粗い砂の海底を更に築の島の方向に進むと水深20mの海底に出ます。 アラメ? 等の海藻が生育していて、おそらくここが下須島と築の島の中間地点です。 水深15〜16mまでの急な斜面は半すり鉢状になっていて斜面の一番手前側は生物が生息していません。 両側の斜面にはテーブル珊瑚やトサカ等のソフトコーラル、クマノミやカクレクマノミ、ソラスズメダイ等の熱帯魚が群れています。
11:30エントリーで干潮から満潮に向かい始めた潮時です。 最初は緩やかな流れでしたが、エントリー後20分もすると1ノット程度のなかなかの流れになりました。 ![]() 下須島と築の島の間の潮汐流は基本的に北から南へ向かって流れていましたが、このとき伴流の存在に気づきました。 1本目で書いた傾斜の強い斜面は反対側に流れているのです。 エントリーポイントの岸川は本流と同じ方向の弱い流れです。 このことから下図のような仮説が導かれ、次のダイビングの立案に役立てました。 学校の授業で習ったような気がします。 ![]() 伴流を分かりやすく図示すると次のとおりです。 ![]() 8/11 4th dive
そこで次のダイビングはまずこの伴流の存在を確認しました。 築の島に向かってダイビングしながら水中での流れを確かめたのです。 予想どうり岸を離れてしばらく進み急な斜面に差し掛かると本流とは逆の流れが発生します。 (本流はエントリーポイントから水面の流れで充分確認できます。) そしてこのゾーンを通り抜け水深20mのゾーンに達すると、強烈な本流に乗せられます。 直ぐに引き返してエントリー地点に戻りました。 流れを確かめたので、ここからは楽しいドリフトダイビングの始まりです。 流れを利用してほとんどフィンキックなしでのダイビングを楽しむことができました。 すなわち、岸からしばらくは本流と同じ方向の緩やかな流れに乗って南側にドリフトし、そこから水深を下げて行きます。 すると今度は本流に逆らう流れに突入しますので、この流れを利用して北側にドリフトしながら水深を下げて行きます。 ある程度流れたところで今度は本流に乗り換え、南側にドリフトします。 乗り換えのタイミングが難しいので、できるだけチームをコンパクトにまとめました。 さて、次は帰路を組み立てます。 徐々に浮上しながら本流とは逆の流れを利用して北側に戻るのですが、この流れは多少ダウンウォッシュを伴っていました。 へなちょこダイバーを連れてゆくにはちょっと危険な流れです。 もし連れてゆくならしっかりとホールドしながら連れ回す必要があります。 あとは往路と逆の手順で浮上しながらエントリーポイントまで流されて戻ります。 流れをしっかり押さえてドリフトすれば、とっても楽しいポイントです。 8/11 5th dive
この日の4本目は潮汐曲線の勾配の最もきつい時間帯でのダイビングとなりました。 テーブル珊瑚の群落を確認するためにグラスボートが餌付けを行っているポイントまで出かけました。 この時間帯では大きな流れの上流にあるため、かなりのキック力が要求されました。 私はストロボ付きのニコノスXを持っていたので結構大変でした。 勿論、帰りはドリフト三昧です。 往路で苦労した分贅沢な気分のダイビングを楽しみました。 8/12 7th dive
最終日の朝は多少の無理を承知で流れに乗り、22名全員でテーブル珊瑚の群落を観察しに行きました。すごいハタンポの群れでした。 ![]() |
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